【本を読んだ感想】SLEEP~最高の脳と身体を作る睡眠の技術~
こんにちは。
今回はショーン・スティーブンソン著「SLEEP~最高の脳と身体を作る睡眠の技術~」について、ご紹介させて頂きます。
著者はアメリカ健康部門の動画サービス「Podcast」で第1位の人気を誇る「The Model Health Show」のクリエイターです。
この本では最高の睡眠を得られるようになる具体的な方法を21個書いてあります。
今回はいくつか抜粋してご紹介していきたいと思います。
すぐにできる最高の睡眠の技術
早速、「最古の睡眠にするための技術」をすぐにできるモノを基準に抜粋しました。
- AM6時~8時30分に太陽光を浴びる(曇りでも可)
- 就寝90分前には電子機器を極力使わない(ブルーライトを浴びない)
- 寝室の光を遮断する
以上3つが導入しやすい技術になります。
夜間勤務のある方は1番は難しい時もあるかと思いますが、それ以外は今日からでもできるかと思います。
AM6時~8時30分に太陽光を浴びる(曇りでも可)
これはそのままの意味になります。AM6時~8時30分の間に太陽光を浴びましょう。
太陽光を浴びれば浴びるほど、夜がよく眠れるそうです。これは科学で照明も漁れているそうです。
難しい話は飛ばしますが、太陽光を浴びることによりビタミンDとセロトニンという物質を体内で生成することができ、体内時計を調整等、良い効果をもたらしてくれます。
本書では「30分浴びたほうがいい」と書かれていますが、朝の忙しい時間に30分も浴びていられないと思いますので、出勤時の玄関を出た際、少し浴びるといいと思います。
就寝90分前には電子機器を極力使わない(ブルーライトを浴びない)
電子機器は就寝90分前には極力使わないようにしましょう。本書では「使用しない」と書いてありますが、緊急の連絡や目覚ましに使っている方もいるかと思います。
ですので、ここでは「極力使わない」という表現にします。
電子機器のブルーライトは日中に分泌されるべきホルモン(コルチゾールなど)の生成を促してしまうため、体内時計を狂わせたり、睡眠の疎外になってしまうようです。
また、電子機器の中でも、特にスマートフォンは要注意です。
スマートフォンは眠らせてくれない
スマートフォンは下記の要素で睡眠を阻害してしまう
- 夜間に分泌されるメラトニンの量が著しく抑制され、通常の睡眠サイクルを乱されてしまう
- 依存症になりやすく、睡眠時間を奪われてしまう
- 脳が快楽を感じるシステムをつかさどる物質(ドーパミン)を生成し、注意力を高め、意識を覚醒させてしまう
以上のように睡眠を阻害しやすい要因になります。そのため、対策として
以上のように対策してみましょう。
寝室の光を遮断する
最後は「寝室の光を遮断する」です。人間の体は光を感じることができるといいます。体の皮膚にも目の網膜にある光受容体と似ているためというのです。
そのため体に光を浴びると、脳に「光を浴びている」と通達してしまいます。
身体が光を感じる実験はコーネル大学の研究チームでも実証しているようです。
部屋を真っ暗にする方法として、遮光カーテンがお勧めです。
まとめ
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
すぐにでも実践できることとして、3つご紹介させて頂きました。
本書では今回ご紹介した技術も含め、21の技術を詳しく書かれていますので、ご興味のある方は一読してみてください。