【本を読んだ感想】伝え方の極意②
こんにちは。
今回は前回ご紹介した「”トークの帝王”ラリーキングの伝え方の極意」について続きを紹介していきたいと思います。
前回は会話の基本として、
- 正直に話すこと
- 相手に興味をもつこと
以上をご紹介しました。
今回はこの基本を使って、実践編として、すぐに使えるような情報をご紹介していきたいと思います。
聞き手になろう
どんな時も上記の基本でありますが、基本を中心に「自分が聞き手になる」ことです。私もやりがちですが、話過ぎてしまいます。
自分:相手=2:8の比率を目指してみましょう。
聞き手になるとはいえ、初対面でいきなり目的のことを質問することはかなりの難易度だと思います。
ですので、会話のきっかけについてご紹介します。
会話のきっかけ
どんな人でも共通する話のきっかけは3つです。
- 天気の話
- 子どもと犬の話
- 今いる場所の話
この3つがあれば、話のきっかけは簡単です。
特に初対面で相手の情報が無くても「天気の話」と「今いる場所の話」は誰でも共通して話せるので、最低3回は言葉のラリーが続きます。
会話のきっかけを作り、会話の場を作ることができても、3回程度の言葉のラリーで終わり、聞きたいことが聞けなかったという人も多いのではないですか?
ラリーを終わらせず、目的の聞きたいことを聞くためにやってはいけないことがあります。
会話でやってはいけないこと
やってはいけないことは
- 相手の話を遮らない、会話を独占しない
- 全てを知ろうとしない
- 避けるべき話題を使わない
この2つをしてはいけません。
相手の話を遮らない、会話を独占しない
相手の話を遮ってはいけません。わかっていても難しいですよね。
「間が空いた。相手の話が終わったかな」と思い、話し始めたら、相手の話はまだ続いていたなんてこともあるかと思います。
このようになることを未然に防ぐために相手の話を遮らないのですが、もしやってしまった場合は「相手が言いかけたことを話てみて、質問する」です。
これをやれば、話しかけたことを相手が思いだし、話し出してくれるからです。
やってみてください。
全てを知ろうとしない
全てを知ろうとしてはいけません。これは意外と思われる方もいるかと思いますが、「全部教えて」という態度でコミュニケーションをとるとインタビュアーのようになります。すると相手が気持ちよく話してくれればいいが「なんか怪しいな」と思われるようです。
私も「すべてを知りたい」と思い、質問をし続けると「今日はなんか質問ばかりだね」「取材を受けているようだよ」と言われてしまいました。
こうなると相手は話しづらくなり、思っていることと違う表面的なことを話されてしまい、勘違いや誤解が生まれやすくなります。
避けるべき話題を使わない
避けるべき話題は2つです。
- きわめて個人的な話題
- 人を感情的にさせる話題
きわめて個人的な話題
これは1対1のコミュニケーションで使うことは可能ですが、実際に使ってみて、やはり使わない方がいいというのが個人的な見解です。
たとえば「今日の朝ごはんは妻が作ってくれて、すごくおいしかったよ」等です。これを話されて相手は「良かったね」と相槌を打つ程度だと思います。
このような会話をして、誰が得をしますか?と考えてみましょう。
少し強い表現をしますが、「誰も得しない個人的な話題」は避けましょう。
人を感情的にさせる話題
本書の中にも同じ例が記載されていますが、「中絶についてどう思いますか?」などを質問することは爆弾を投下するようなものです。
感情的にさせる話題について、聞きたいのであれば、相手について、自分と相手との関係性を十分考慮して質問をしましょう。
まとめ
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
2回に渡り「”トークの帝王”ラリーキングの伝え方の極意」ご紹介してきました。
いかがでしたか?
この本はご紹介した通り、
- 正直に話すこと
- 相手に興味をもつこと
以上を基本として、細かいスキルなどを使っていき、
相手と話、聞きたいことを聞いていくということです。
1つでもいいので、使ってみて頂き、
少しでもお役にたち、より良い人生になる糧になってもらえればと思います。